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【事実】失敗には『許されるもの』と『許されないもの』が存在する

こんにちは、ゆめたろうです。

 

昨日、僕はこのようなツイートをしました。

 

実は今朝方、本業の方で大規模なITインフラ作業を実施しました。

 

ITインフラは、紛れもなく『サービスを支える基盤』であり、ここで失態…つまり障害を発生させてしまうと、会社にとって莫大な損失が発生します。

事実、今回の作業は、サービスを1時間止めてしまうだけで何千万円という、莫大な損害が出てしまう中での作業でした。

 

今回は、技術力な裏付けであったり、何重にも重ねた惨事対策であったりが功を奏したのか、無事に作業を終える事が出来ましたが…

 

そんなこんなで、今回はちょっとタイムリーな話をしてみたいと思います。

 

『失敗が許されない仕事』は確かに存在する

許されない失敗をして解雇されてしまうイメージ

「そうは言っても『失敗は成功の基』でしょ?失敗しないと成長出来ないよ。」

そんな事を思われる方もいらっしゃるかと思います。

確かにその通りですし、これについては自分も完全に同意です。

 

しかしながら、絶対的な事実として『失敗の許されない仕事』は確かに存在します。

 

人間は、機械と違って不完全な生き物なので、どうあがいても失敗する時は失敗します。

それなのに、『失敗が許されない仕事』が存在するって、矛盾しているにも程がある。

 

そのように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、『失敗が許されない仕事』を上手くやり遂げている人達がいるからこそ、この世の中が上手く循環している事も事実なのです。

 

確かに、こういった仕事につくとお給料は良いかもしれませんが、心臓の弱い方にはあまりお勧めできません。

自分はバンドでボーカル経験があったりと、それなりにハートは強い方だと自負しておりますが、未だにこういう作業には慣れないものです。

 

もし、これから就職される方や転職を考えられている方の中で、「何となく」で業界を選択されている方については要注意です!

 

「○○会社のインフラエンジニアの○○さん」みたいな肩書きがついたら、その瞬間あなたはプロフェッショナルなのです。

経験が有ろうがなかろうが関係ありません。

プロフェッショナルには、「失敗も経験だよ」とはならない厳しい世界が待ち受けています。

 

失敗した時、被害を被るのがあなただけであれば良いのですが、大勢の人を巻き込んでしまうケースがほとんどとなります。

そういった意味では、フリーランスではなく、こういった業界で大きな組織の中に身を置く事も、ある種のリスクを取る覚悟が必要だったりします。

 

ということで今回は、この『失敗が許されない仕事』が数多く存在する業界について、幾つかご紹介していこうと思います。

筆者が属しているITインフラ業界もその一つなのですが、こちらに関しては具体的なメリット・デメリット等も織り交ぜながら解説していければと思います。

 

「何となく」で考えられている方や、「社会人未経験」の方には参考になると思いますので、宜しければお付き合いいただければと思います。

 

失敗が許されない作業が多く存在する業種

大失敗して致命的なエラーが発生する様子

それでは早速、『失敗が許されない仕事』が数多く存在する業界についてリストアップしていきたいと思います。

 

僕が思う、『失敗が許されない仕事』が数多く存在する業界は以下の通りです。

 

  • 生活インフラ
  • 電力インフラ
  • 交通インフラ
  • ITインフラ
  • 経理関係

 

これらの業界について、もう少し詳しく掘り下げていこうと思います。

 

生活インフラ

テレビ・ラジオや、ごみ処理場、そして人の生命を維持する医療分野と言った、一般家庭の生活に深く関わってくる業界となります。

次項の『電力インフラ』も、広い意味で捉えればこちらに分類されるかもしれませんね。

 

これらがどれほど重要かについては、あえて説明しなくても、普段生活しているだけで充分に理解されている事と思います。

 

電力インフラ

もちろん、一般家庭目線で見ても、『頻繁に停電が起こったりするような世の中』では困るわけですが…

 

実際に経験したこととして、以前勤めていた会社が所有しているデータセンターが、とある電力会社の電源工事のミスによって、7秒程電源の瞬断が発生してしまうという経験がありました。

たった7秒、されど7秒です。

 

エンジニア達は、サーバ復旧作業に追われ大炎上。

データの損失等も発生し、たった7秒の停止で1億円近くのペナルティが課せられる事となったのです。

 

インフラ周りの整備作業が、どれほど心臓に悪いか良く分かる事例なのではないでしょうか。

 

交通インフラ

高速道路や鉄道、航空関連等、いずれも止まってしまえば経済の流れが滞ってしまいかねません。

 

現在は『その場所に行かなくても仕事が出来る』ようになりつつありはしますが、やはり物品の輸送等、まだまだ世の中から外せない存在ですので、依然として重要な役割を果たしていると言っても良いでしょう。

 

ITインフラ

まさに本日の早朝に行った作業がこれです。

 

昨晩こんなツイートをしたのですが…

 

まさにこの通りで、有事の際には1億程度の損失はすぐに出てしまう事が分かると思います。

 

本当に心臓に悪い仕事なのですが、準備段階で様々な検証を重ねた上で行うので、比較的奥深い知識が手に入りやすくはあります。

事実、個人でのゲームサーバ構築であったり、WEBサーバの構築であったりと、積み上げた知識が役立ったケースは数知れずです。

 

また、正しいITインフラ知識を持っておくことで、プログラムの仕様を考える際にも大きくプラスに作用します。

プログラマーの方も、ある程度サーバー周りのパケットの流れや、ボトルネックとなり得る場所などをしっかり勉強しておくことで、『単純にプログラミングが出来るだけ』の人材よりも重宝されることとなるでしょう。

 

経理関連

会社という組織のお金を預かるという事は、そこに務めておられる方や、会社の生命線を握っている事と同義です。

 

銀行等でも、当日の計算が1円でも違っていれば、全てやり直し…と言った具合で、非常にシビアな業種だと思います。

とは言え、最近では様々なパッケージソフトが出回っていたりと、システム側で吸収できる部分が大きくなってきていますので、人の手計算というものは確実に減ってきています。

つまるところヒューマンエラーは確実に減少しつつあるという事です。

 

…しかしながら、言い換えれば『ITインフラ』側が、経理関連業務を支えていると言っても過言ではないという事になります。

『IoT』(Internet of Things)時代、やはり『ITインフラ』の重要性は日に日に増しており、より安定性が求められるようになってきていると考えても良いでしょう。

 

『IoT』時代が、ITインフラの重要性に拍車をかけている

internet-of-things

あえて言う必要もないかもしれませんが、最近はどんな企業においても、パソコンやスマートフォンを使って仕事をすることがあると思います。

まさに『IoT』時代そのものなのです。

 

という事は…

『全ての業界がITインフラの基盤上に乗りつつある』

という事と同義なのです。

 

つまり、この業界でミスをすれば、どのような企業のサービスであっても、待ち受けているのは『サービス停止』であり、莫大な損失を生むこととなります。

医療SEをやっていた経験もあるので、電子カルテシステム等が停止してしまうと、人の命にも関わってくる事となるのです。

 

『失敗しちゃいました~。ごめんなさい!』

こんな事では済まされません。

 

やはり、絶対的な事実として『失敗の許されない仕事』は確かに存在するのです。

 

インフラ業界には『安定感』という大きなメリットも存在する

安定した給料のイメージ

ここまで、ネカティブイメージ強めで書いてきてしまいましたが…

 

とはいえ、ITインフラを含め、社会の基盤を支えている業界で働くという事には、幾つかのメリットも存在します。

 

好待遇が多い

インフラエンジニアもそうですが、基本的に『社会基盤を支える』タイプの業界は、比較的好待遇な求人が多いです。

ミスをしないために、何重もの策を限界まで張り巡らせたりする事に苦を感じないのであれば、オススメの業界だと思います。

 

食いっぱぐれる事がない

『社会基盤を支える』という事は、社会そのものが消滅しない限り、案件は尽きないという事です。

一般的な企業と比べると、倒産したりする可能性はかなり低いと言えるでしょう。

 

まとめ

以上、絶対的な事実として『失敗の許されない仕事』は確かに存在するというテーマで、インフラ業界について幾つか解説して参りましたが、いかがでしたでしょうか?

 

ITインフラ業を含め、こういった業種は『保守的』なカラーが強く、『新しい技術』よりも『年季の入った安定した技術』が重要視される傾向があります。

もちろん、全部が全部そういうわけではありませんが、失敗は許されず、確実性が求められるということであれば、そういった方針となってしまいがちなのも頷けるかと思います。

 

一概には言えない部分もあるかと思いますが、スピード重視でガンガン行動して、PDCAを回していくのが好き…というタイプの方には、個人的にはあまり向いていないのかな、と思ったりします。

今の自分も、『安定』よりも『挑戦』を取りたいと感じてはいたりするので…。

 

しかしながら、この業界で培った『ミスを未然に防ぐための数々の手法』は、今後も必ず役立つとは思っています。

 

基本的に個人でやるならば、全ての責任は自分にありますし、失敗しても影響を受けるのは自分だけ。

という事で、数打って失敗することも大事なのですが、どうしても要所要所で『失敗が許されない仕事』は発生するはずです。

 

やはりこういった部分の対処に関しては、机上の知識しか持っていない人よりも、実際に実務を通して経験している人の方が、圧倒的に有利だとは思います。

ただ、やっぱり心臓に悪いので、「自分はもう良いかな」と思ったりしますが…(笑)

 

という事で、色々と書きはしましたが、現在「就職活動」や「転職活動」をされている方において、インフラ業界を検討されている方々へ。

少しでも参考になるものがあれば幸いです。

 

それでは今回はここまでとなります。

ありがとうございました!

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